しかし、もう半分は――。
(もちろんフィクションです、ええ。)
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トゥルルル・・・(知らない携帯番号から着信)。
俺「はい、もしもし」
女性の声「こんばんは。ジュンヤさんですか?」
俺「ピーン!(←何かを察した音)
違います。絶対に違います。寸分の疑いようもなく間違い電話です」
女性の声「またまたぁ。ジュンヤさんですね。ジュンヤさんは現在独身ですよね?」
俺「いいえ。現在は妻が48人居て、各自に四十八手のうちの一手ずつを試しています。」
女性の声「・・・。」
俺「・・・。」
女性の声「今日は、独身者のための出会いの場をご案内させていただきたいと思いまして」
俺「じゃあ、あなたを紹介してください。
声からして、モロに好みのタイプです。
とりあえず、携帯の番号教えてください。」
女性の声「え?いや、私はダメです。」
俺「番号通知で電話してきてますよね?これって会社の携帯ですよね。
じゃあ、この番号を元に会社の場所を調べますんで。
ずっと張ってれば会えますよね。」
女性の声「・・・。」
俺「・・・。」
女性の声「えーと、出会いの場を提供させていただきたいと思いまして。」
俺「だから貴方と出会いたいと言ってんじゃん!すげえ好き。ヤラせて。」
女性の声「いや、ですから、私ではなく他の女性の方と」
俺「他の女じゃダメなんだ!貴方にホレたんです!貴方じゃないとダメなんだ!!!
ちなみに僕は、恋に障害があるとますます燃え上がるタイプです。」
女性の声「・・・。」
俺「・・・。」
女性の声「ジュンヤさんは独身ですよね?」
俺「そんなの名簿屋から買ったリストに書いてあるんでしょ。あ、そうだ。今からウチに来てよ。
携帯番号わかるくらいだから、もちろん住所とかも分かってるんだよね?」
女性の声「いや、お伺いするわけには・・・」
俺「じゃあ、俺が行くわ。どこに住んでるの?」
女性の声「いや、あの・・・」
俺「ところで今日のブラの色は何色なの?
声から想像するにエロそうなの着けてそうだよね?
女性の声「いや、そうじゃなくて結婚の俺「10数えるうちにブラの色を言ってね(^-^)」」
女性の声「・・・。ジュンヤさんに素敵な出会いを紹介したいと思いまして。」
俺「だから、俺が出会いたいのは貴方だって言ってるだろ!!
何べん言えば分かるんだ!?早く携帯の番号とブラの色教えろよ!」
女性の声「・・・(明らかに怒ってる)。ジュンヤさんは恋人がいない期間はどれくらいですか?」
俺「質問してるのは俺なんだよ!!早く質問に答えろよ!!!
10秒以内な!(かなりキレ気味に)」
俺「10・・・9・・・8・・・7・・・6・・・5・・・4・・・3・・・」
女性「○×※△(←ひたすら何か言ってる)」
「2」 「○×※△」 「1」 「プーップーッ(切られた)」
淡々と事務的に話して、途中でいきなりキレるのがコツです。何の?。
まぁ、こういうハタ迷惑な電話をかけてくる人には、
たまには思い知らせてあげた方がいいかと。
ちなみに、ここでいう”俺”とは”俺じゃない”という意味ですので念のため。
・・・本当に住所までバレてたらどうしよう(泣)

